Amazon Echo(通称アレクサ)をBluetooth接続して「外部スピーカーとして」使う方法をご紹介します。
音声で操作できるスマートスピーカーとしても便利ですが、あまり知られていない別の使い道です。
PCやスマートフォン、音楽プレイヤーの外部スピーカーとして、音楽などが再生できます。アレクサをBluetoothスピーカー。
この記事では、画面つき端末 Amazon Echo Show 5 とスマートフォンをBluetoothで接続する方法を詳しくしています。
「Echo Show 5」→外部スピーカーに接続したい方は、別記事にて解説しています。
こんな人向け
- スマートスピーカー(アレクサなど)を持っているけど、あまり使い道がない
- スマートフォンで音楽を聴いている
- Bluetoothスピーカー(ワイヤレススピーカー)を持っていない
- 良い音質で音楽を楽しみたい
- でも、あまり手間やお金をかけたくない
もくじ
Bluetoothでペアリング(接続)する方法と手順
アレクサを外部スピーカーとして使う手順は以下です。
- アレクサ端末をペアリングモードにする
- スマートフォンのBluetooth設定を開く
- 一覧からアレクサ端末を選択
- ペアリング完了
まずAmazon Echo(アレクサ端末)とBluetoothでペアリングします。
接続方法は簡単。声で呼びかけて、使いたいデバイス(スマートフォンやパソコン)と、スマートスピーカーをBluetoothでペアリング接続するだけです。
ペアリング方法は、通常のBluetoothスピーカーと基本的には同じです。ただアレクサ端末の場合はメニューがたくさんあるので、「設定」を呼び出して・・・と手動でやるより、「アレクサ、ペアリングして!」と声で操作した方が断然速いです。
関連記事:【使い方とできること】Echo Show 5 レビュー。結論:スマートスピーカーデビューにオススメ!
設定方法(iPhone8とEcho Show 5)
実際に、手持ちのiPhone8と「Echo Show 5」をペアリングしてみます。
- スマホ側:設定でBluetoothをオンにする
- アレクサ側:「アレクサ、ペアリングして」と呼びかける
- スマホ側:接続先を選択する
ペアリングが完了すると「ポーン」という音がして知らせてくれます。
これで、iPhoneとアレクサがペアリングできました。
続いて、実際のEcho ShowとiPhoneの画面で手順を説明します。
① スマートフォンのBluetoothをオンにする
まずはスマートフォン側です。設定を開いて、Bluetoothをオンにします。
② 「アレクサ、ペアリングして」と言う
次はスピーカー側の設定です。「アレクサ、ペアリングして」と声をかけると
検出中です
その状態でスマホのBluetooth設定の画面下「その他のデバイス」の欄に、デバイス名(ここではEcho Show 5)が出現します。
デバイス名をタップするとペアリングが完了。
「○○さんのiPhoneに接続しました」と応答してくれます。
これでペアリング完了です。
Androidの携帯ではペアリングモードにしてから接続
Android端末の接続の手順もご紹介します。
Android端末では、まずペアリングモードにしてからの接続になります。
スマートフォンの設定から「Bluetooth機器の選択」を選びます。
今回使ったandroid端末(AROOWS M3)ではBluetooth機器の検索が必要でした。
機種によっては検索が必要ない場合もあると思いますので、表示に従ってください。
ペアリング済みの端末と接続は
ペアリングは1度すればOKです。2度目以降は設定は不要です。
2回目以降はアレクサに
「スマホとペアリングして」
アレクサが外部スピーカーになった!
これで、自宅のスマートスピーカーを「スマホ用の外部スピーカー」として使えるようになりました。
使い道はいろいろです。
- Kindleの読み上げ
- スマホアプリの音声再生(VoicyやRadiotalk)
- Amazon以外の音楽サービスで音楽再生
上の写真は、音楽聴き放題サービス「Spotify」で聴いているときの画面です。
Echo Show 5に繋ぐことで、スマートフォン直よりも音質が良くなりました。
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おまけ:Spotifyで再生デバイスを切り替える方法
Spotifyのアプリで再生中に外部スピーカーに切り替える方法をご紹介します。
アレクサに呼びかける必要がなく、スマホだけで完結できるので便利です。
まずはSpootifyの再生画面で左下のマークをタップします。(画像で赤丸の部分です)
そうすると、下のようなデバイス選択画面が出てきます。
「〇〇さんのEcho Dot」や「リビング」などといった、あらかじめ設定でペアリングされたデバイスの一覧が表示されます。
ここでは一番上のEcho Dotを選択します。
これだけで、Echo Dotから音楽が再生できるようになりました。便利。
なぜわざわざアレクサからSpotifyで曲を再生するのか?というと、コチラの記事にも書きましたが、
Amazon Music Unlimitedの「Echoプラン」はスマートフォンから操作ができないという難点があります。(その代わり月額380円と安い)
Spotifyなら上記のやり方でスマホから操作できるので、新しい曲を探すときなどは、SpotifyをアレクサにつないでBluetoothスピーカー代わりにして使っています。
おまけ2:アレクサ→ワイヤレスイヤホン
当記事で紹介してきたのは、「外部機器(スマホなど)をEcho Show 5 で出力する方法」ですが、逆の使い道もできます。
つまり「Echo(アレクサ)の音を他の機器で出力できる」ということです。
わかりやすく並べてみると、
- スマホ→Echo端末 スマホで再生した音楽などをアレクサ側のスピーカーで聴ける
- Echo→ワイヤレスイヤホン アレクサの機能をイヤホンで再生できる
ということです。
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上の記事では、アレクサをワイヤレスイヤホンに接続するやり方を紹介しています。
いろいろな使い道
他にもアイディア次第で使い道は広がりそうです。
リンク
また、アレクサには子育てに便利なスキルもあるので、子育て中の方は活用するといいと思います。
アレクサをスピーカーとして使う、メリットとデメリット
スマートスピーカー(AIスピーカー)をBluetoothスピーカー代わりに使う方法には
ちょっとしたメリットと、デメリットがあります。
メリット
メリットは以下です。
- 専用のBluetoothスピーカーが不要
- スマートスピーカーの使い道が広がる
- 音が良くなる(音質はモデルのスピーカーにもよる)
デメリット
対してデメリットは以下です。
- 持ち運びできない(有線なので)
- 他の機能を使うと音声が途切れる
- 高音質のBluetoothスピーカーには劣る
それでは、よいスマートスピーカーライフを!
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