Anker Soundcore 2のレビューです。
実際に使ってみた感想を、ありのままに書きます。
手ごろな価格のBluetoothスピーカー購入を検討している方の参考になれば幸いです。
2年以上使っていたJBL FLIP3が壊れて(充電端子が曲がってしまった)、Bluetoothスピーカーを買い替えることになりました。
FLIP3はとても気に入っていたので、同じものを買い直してもよかったけど、 せっかくなので違うメーカーの製品を使ってみようと検討した結果、
Anker Soundcore 2 を購入しました。
もくじ
「Soundcore 2(改善版)」の特徴
Soundcore 2はロングセラーの人気商品です。
後継機として「Soundcore3」も発売されていますが、正直あまり大差ないので旧来版も売れ続けています。
Ankerについて
Ankerとは
Anker(アンカー)は、モバイルバッテリーや急速充電器などのスマートフォン・タブレット関連製品の開発、販売を行うハードウェア・ブランド。Google検索でエンジニアとして働いていたスティーブン・ヤンを中心に、Google出身の数名の若者達によって2011年に設立された。
Ankerの製品は主にAmazonマーケットプレイスや各国のECサイトを通じて、アメリカ・日本・イギリス・ドイツをはじめとした欧州各国・アジア各国で販売されている。ブランド名の「Anker」は、ドイツ語の「錨(いかり)」に因んで名づけられた。
高い防水性
Soundcore 2 はIPX7という防水機能があります。
これは、防水・防塵の性能を表した国際基準の規格です。
「IPX」は防水のみの性能を表していて、数字は大きいほど防水性が高いということです。
IPX7は「水深1mで30分浸水してもOK」というレベルの防水性。
実際に管理人は、お風呂でYouTubeやPodcastの流し聴きをしています。
割と雑に扱っているのでけっこう濡れたりしてますが、問題なく使えています。とても快適です。
旧版との違い・見分け方
Anker Soundcore 2 には【改善版】と表記されています。
なにが違うのでしょうか?
Amazonの商品紹介( 上画像 )で比べてみると、旧版(画像左。Soundcoreの ”1” と思われる)には
- 中央に青ランプが付いている
- 完全防水ではない(接続端子にフタがない)
- 価格がやや安い(3,999円)
という違いがあります。
※「Soundcore 2」に旧版があるのかは未確認です。Amazon内には見つかりませんでしたので、現在出回っているSoundcore2は”改善版”のみと思われます。
ちなみに現在は「SoundCore3」も発売されています。
ペアリング方法
スマートフォンと接続(ペアリング)する手順です。
- SoundCore2本体の電源をオンにする
- スマートフォンのBluetoothをオンにする
- SoundCore2のBluetoothボタン(いちばん右のボタン)を押して、青ランプを点滅状態にする
- スマートフォンの設定画面で、表示された「SoundCore2」をタップして選択
-
JBLスピーカーとスマホを接続する方法【簡単解説】Bluetoothペアリングの手順
スマホとスピーカーをブルートゥース接続すれば、音楽やオーディオブックが聴けます。このページでは、JBLのFLIP3とスマホをペアリングする方法を画像付きで詳しく説明しています。(FLIP4もやり方は同じ)
最後に手順をまとめた画像もあり…続きを見る
使用してみた感想
まず、音量がじゅうぶんに大きいことに満足しました。
管理人は、車の運転中にBluetoothスピーカーで音楽やオーディオブックを聴く使い方が多いです。
走行中は周りの音があるので、出力の小さいスピーカーだと音量をMAXにしても聴こえなくなってしまいます。
SONYのスピーカーも持ってますが、こちらはけっこう出力が小さいです。音質は悪くないのですが、音量が小さいと用途は限られてしまいます。
たとえば、車内で音楽やVoicy(ネットラジオ)を聴くには音量不足。
その点、Soundcore 2は出力が大きいので8割くらいの音量でもじゅうぶん聞こえます。
と同乗者に怒られてしまうレベルです。
FLIPに比べると若干劣りますが、通常の使用ならじゅうぶんです。
内蔵マイクは?
Anker Soundcore2 にはマイクも内蔵されています。通話も可能です。
しかし「あまり実用には適さない」というのが正直な感想です。
スマホとペアリングして音楽などを聴いているときに電話がかかってくると、スピーカーから電話の音が出て、通話もスピーカー側のマイクが有効になります。
iPhoneと比べると、マイクの音質は劣る印象です。
とはいえ、通話以外でBluetoothスピーカーの内蔵マイクを使用する機会はほとんどないので、問題にはならないと思います。
FLIP3と比べて
管理人がずっと愛用してきた、JBLのスマートスピーカーFLIP3と比べても満足な製品だと思います。
こちらもとてもいい商品ですが、価格が1万円くらいと、比較的高めです。
Soundcore 2の優れている点
Soundcore 2がFLIP3より優れていると思う点は以下です。
- どこでも置ける。すべらない材質
- 安い
- 充電が長持ちする
設置が安定
FLIPは円筒形。オシャレなデザインなのはいいんですが、設置の安定性はそんなに良くなかったです。
「起き上がり小法師」みたいに、下側に重心がある作りなので、コロコロ転がってしまうことはありません。
それでも押せば動く感じ。
別に丸くなくてもいいのに、とは思いました。(デザインですよね)
それに比べると、Anker Soundcore 2は武骨なまでに四角形です。
電化製品って感じのシンプルで飾らないデザイン、けっこういいと思っています。
材質もマットなシリコンがGoodですね。指紋がつきにくいという実用的な効果もあるみたいです。
価格が安い
やはり価格の安さは魅力です。
JBLのFLIPシリーズはとても高音質ですが、ちょっと高価です。
FLIP4が 9,000円くらいします。
それと比べると5,000円で買えるAnker Soundcore 2のコスパは素晴らしいと思います。
気になった点
SOUNDCORE2を使っていて、気になった点もいくつかあります。
- 音飛び
- SCMC-Tに非対応
- 複数機器との接続が不便
たまに音が飛ぶ
ワイヤレスなので接続状態が良くないと音が飛びます。
「音飛び」とは再生中の音がプツプツ途切れること。
音飛びはBluetoothスピーカーの弱点というか宿命というか、構造上ある程度は仕方ないことではあります。
JBLのFLIP3を使っているときもたまに音は飛びましたが、Soundcore 2の方が頻度が高い気がします。
特にデータを取ったわけではなく、主観的な感想です。
SCMC-Tに非対応って?
前に使っていたandroidスマホとSoundcore 2をペアリングすると、
「SCMC-Tに非対応です」
という表示が。
調べてみたら、コンテンツのコピーを防止するための規格らしいのですが、正直よく分かっていません。
(ヘッドセットなどで使うときに接続できない、みたいなことが書いてありましたが未確認です)
今のところ、不便は生じていないです。
同時に複数台の接続ができない?
管理人はBluetoothスピーカーを複数のデバイスとペアリングして使っています。
- スマホ
- タブレット
- PC
以前のFLIP3を使っているときは、同時に接続できていた(気がする)のですが、
Anker Soundcore 2の場合は、デバイスごとにペアリングし直す必要があるみたいです。
上画像の「Bluetoothマーク」を長押しすると現在のペアリングが解除されるので、
別のデバイスのBluetoothをオンにすれば自動的にペアリングされます。(設定済みの場合のみ)
FLIPのときはこの操作は必要なかったです。
でも、同時に複数デバイスの音を鳴らすことはできなかったような…できたような…(不正確な情報ですいません)
まとめ:買ってよかった!
おおむね満足して使っています。
まったく不満がないわけではありませんが(たとえば同時接続できないとか)
そんなことを言ったら、前のFLIPだって完璧に満足していたわけでもありませんからね。
価格も考慮した満足度で言ったら、FLIPと今回のAnker Soundcore 2、同じかそれ以上だと思います。
期待は裏切らない商品だと思います。
追記:Soundcore 3が新登場!
アップグレード版の「Anker Soundcore 3」が発売されました。
機会があれば購入してみたいと思います。
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