骨伝導イヤホンは便利ですが、ひとつ「弱点」があると感じています。
それは、「騒がしい場所では音量が足りなくて聞こえにくい」こと。
そんなときに「体感ボリュームを上げる方法」を発見しました。
一時的かつ原始的な方法ですが、割と便利なのではと思っています。
もくじ
骨伝導イヤホンは便利!・・だけど不満もある
骨伝導イヤホンを購入して以来、気に入って毎日使っています。
耳に入れるイヤホンと違って、ずっとつけていても耳が痛くならないし、まわりの音を遮断しないところが自分の生活にフィットして気に入っています。
ワイヤレスイヤホンは使いにくい環境(小さい子どもがいる)なので、家事などをしながら骨伝導イヤホンで音楽やオーディオブックを聞けるのが最高です。
骨伝導イヤホンのメリット=まわりの音を遮断せず、それでいて自分だけに聞こえる
ながら聞きインプットが多い自分にとっては、もはや骨伝導イヤホンは生活必需品となっています。
うるさい場所では音量が足りない
なのですが、たまに音量が物足りなく感じるときがあります。
自宅で使うには問題ありませんが、比較的騒音が多い場所などではボリュームに物足りなさを感じています。
- カフェなど人が集まっている場所
- 駅のホーム
- 交通量の多い道路沿い
そういった場所ではつかいにくいと思っていました。
そもそも骨伝導イヤホンは騒がしい場所で使うアイテムじゃないですけど?
うるさい場所で音楽などを聴きたいなら、カナル型イヤホンなど耳を塞ぐタイプを使うべきなのはわかっています。
でも、やはりカナル型のイヤホンは耳が疲れるから、できるだけしたくない。(骨伝導を使い始めてからは特にそう感じます)
「このタイミングだけイヤホン的な使い方がしたい」という場合があるんですよね。
今までは「静かな場所に移動するまでガマンするか」と諦めて一時停止をしていました。
しかし、良い方法を発見しました。ずっと使えるやり方ではないですが、短期的にはじゅうぶん威力を発揮すると思います。
耳栓をすると、音が大きくなる!

その方法とは「耳栓をする」です。
え?そんな原始的な方法?
と思われるかもしれませんが、効果は絶大です。
骨伝導イヤホンをお持ちの方は、試してもらえればわかります。
耳栓で塞ぐだけで、体感ボリュームがかなり上がることがわかると思います。
外からの音が遮断されて、骨伝導だけになるので、音が増幅されるように感じます。(原理はよくわかりません)
いずれにしても、耳をふさぐことで音は確実に大きく聞こえるようになります。
体感的には1.5倍くらいの音量に
ぼくが使っているのはAftershokzの「OPENCOMM」というモデルです。
他のメーカーや機種でも構造は同じだと思うので、同じ現象がおこるはずです。(耳をふさぐと音量が大きく聞こえる)
最大ボリュームを「10」だとして、耳を塞いだときの音量は「15」くらいまで上がるように感じます。
あくまで体感的な問題で、実際に音量が増幅されているわけではありません。しかし装着している人には明らかに感じられるレベルの違いです。
耳栓が同梱されている製品もある
耳をふさがないのが特徴の骨伝導イヤホン、なのに耳栓をすることは邪道なのかと思っていたところですが、
なんと「Shokz」の正規品にも耳栓が同梱されているものがあるらしいです。(別サイトの商品紹介記事で見かけました)
特定の商品だけなのか、最近同梱物が変わったのかは不明ですが、本家も耳栓を公認(?)しているのです。
これで堂々と心置きなく耳栓できますね。
想定されるシチュエーション
骨伝導イヤホンを耳栓と併用して使うのは、次のような場面が想定されます。
- カフェ
- 騒がしい屋外(車や歩行者には気をつけてください)
- その他一時的に騒音レベルが上がったとき
普段は「耳栓なし」で使いながら、騒がしい場所や集中したい環境の時に耳栓をする。
使い分けることで、骨伝導イヤホンのメリットを最大限に活用できます。
耳栓するなら、骨伝導イヤホンの意味があるのか問題
実際に試してもらったら、音量が上がることが実感できたと思います。
ただ、こう思われた方もいるかもしれません。
耳をふさいだら、骨伝導の意味なくない?
たしかに骨伝導イヤホンの最大のメリットは「耳を塞がないこと」だと思うので、耳栓はその長所を自ら打ち消しているとも言えます。
耳をふさぐなら、最初からカナル型のイヤホンを使った方が早いかもしれません。
でも一時的に音量を稼ぎたい場合などには、けっこう有効だと思います。
「ここだけは集中して聞きたい」というときにも使えます。
そんなときは耳をふさぐことで、ぐっと体感音量が上がって聞こえやすくなります。
指で耳の穴をふさいでもいいですが、手がつかえなくなるので不便です。(傍目にもちょっと変ですよね)
しばらく耳をふさぎたいときは、耳栓などをするのがいいと思います。
参考記事
骨伝導イヤホンとは?
骨伝導イヤホンのデメリット
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骨伝導イヤホンのデメリットは?音漏れやネックスピーカーとの違いなど
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